おすすめポイント
幽霊が見える黒鳥みちは、関わらないように暮らしてきました。ところが教室に現れる同級生・愛沢ほなみの幽霊は、見えないふりを続けるには気になる存在です。
幽霊を退治することより、無視したい人と目を引く相手の関係が入口です。元アイドルという立場と教室の身近さが重なり、日常のやり取りから怪異を読める作品です。
見えることを隠したいみちにとって、相手を無視するのは自分を守る選択でもあります。ところが同じ教室にいる愛沢さんは、見ないでいるには気になる存在です。幽霊の正体を暴くことだけを目的にする話とは違い、関わらないつもりの人が相手へ目を向けてしまう関係から選べます。元アイドルの幽霊という特別な設定と、毎日通う教室という身近な場所が重なるところに、学園ものとしての入口があります。
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